自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

おじいちゃんと呼ばれる日を待ちわびて

先日、私の父のお墓参りに
息子を連れて行ってきました。

昨年11月に息子が生まれてから、
早く父の元へ連れて行ってあげようと
思っていたのですが、
ついに念願が叶いました。

私の父は、20年ほど前に
大腸ガンで他界しました。

「明日はお父さんのお父さんの
    ところへ行くからね。
    ちゃんとおじいちゃんて
    呼んであげてね。」

お墓参りの前夜、
私は息子にこう言いました。

当日はレンタカーを借りて
免許取りたての私の運転で
父が眠るお墓へ。

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私、妻、息子、母の四人。

父の墓前にしゃがんで
手を合わせました。

息子はニコニコしてました。
きっと父の姿が見えたのでしょう。

孫に「おじいちゃん」と
呼んでもらえる日がくることを
ずっとずっと待っていてくれた。

そんな風に思えて
ちょっと目頭が熱くなったことは
ここだけの話です。

息子は、
父のお墓をあとにする時も
ずっと父がいる方を見て、
いつまでもいつまでも
ニコニコしていました。