自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

途切れた習慣を再び軌道に乗せるための心得

ずっと続けていた習慣が
ふとしたキッカケで途切れてしまったとき。

それをスムーズに再開させるための心得を考えてみます。

0824-05


って、何かを悟ったかのような書き出しですが、
いきなり自己弁解から入ってます。

このブログ、
ほぼ毎日更新で半年間ずっときてましたが、
9月に入って5日間空いてしまいました。

オフィスの移転、自宅の引越し、
そして某イベントの準備。

人間は出来ない理由をあげる天才
「いつやるか、今でしょ」の先生が
自身の書籍で書いてましたが
本当にそうだと一人納得しております。

さて、こういう場合って
日にちが経てば経つほど
再開するのがおっくうになってしまいます。

そんな状況に陥りかかっていた私に
一筋の光を与えてくれたのがこの本。


修業論 (光文社新書)
内田 樹
光文社
2013-07-17



某イベントの共同開催者さんから
お借りして読んでいます。

武道に携わってきた著者が
「修行」ということについて
書いた一冊。

本書で定義する敵とは、
対戦相手だけでなく、
「自分のパフォーマンスを低下する」
あらゆる要素。

つまり、自分の内面にも
敵がいるといことです。

その1つが、
物事が予定通りに進まなかったときに
それをどう解釈するか。

風邪をひいた、
忘れ物をした、
服にケチャップがついたなど、
些細なことでも、
我々は心を乱してしまいますが、
これも立派な「敵」であります。

では、
このような「敵」が現れないようにするには
どうしたらいいか。

風邪をひいたら、生まれた時から
風邪をひいていたように、
服にケチャップがついたら
初めからついていたかのように
思うことだ。

と言ってます。

本書ではこのことを
「時間意識を書き換える」

私なりに解釈すると、
物事を評価する物差しのゼロを位置を
常に今の現状に合わせることです。

望ましい状況と今を比べて
マイナスだとしても
やる気なんて出てきません。

でも、今をゼロベースに考えれば
一歩でも踏み出せばプラスになります。

事実は何も変わりません。

しかし、解釈を変えることで
次の一手を変えるキッカケになる。

「5日もサボったブログを再開する」
と考えるのと、
「今日からブログを始める」
と考えるのとで、
どっちの方が、具体的な行動に
移しやすいかという話
です。

私は後者の認識に立ったことで
今こうしてブログを書いてます。

今日からコツコツやってきます。