自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

目に飛び込んでくる光と耳に入ってくる音に自然の優しさを感じる八ヶ岳ライフ

一昨日、昨日と
福島県の郡山や
東京都心に立ち寄ったなかで、
八ヶ岳の生活はどう?」
と何人もの方に聞かれました。 

「光と音。これらの量と質が全然違う。」

私は、概ねこのような回答をしました。

その心は?

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まず光ですが、
日中は間違いなく
八ヶ岳の方が明るいです。

リゾートホテルという例外を除けば、
こちらで一番高いものといったら樹木です。

何階だてのビルなど
太陽の光を遮るものが
ありませんから、
晴れているととても明るく感じます。

実際私が住んでいる家は、晴天の日は、
どの部屋も照明をつける必要がありません。
(そういう設計というのもありますが)

その一方で夜は本当に真っ暗です。

街灯がほとんどないので
懐中電灯なしに出歩くのは
なかなか難しいようです。

都心では決して体験できない
深い深い暗闇に包まれています。

その分、星がとっても綺麗。

はるか遠くの星々の囁きが聞こえてきそうです。


そして音も全然違います。

鳥の鳴き声
無視の鳴き声
木々が風にそよぐ音。
たまに車が走る音。

聞こえてくるのは
だいたいこんな感じで、
とにかく静か。

都心でいかに、
人工の無機質な音に
囲まれていたのか?
と離れてみて思います。


光と音と言ったら
人間の感覚器官の中でも
最も重要な部分の刺激です。

ですから、視覚、聴覚の刺激が
シンプルで優しいものに変わった、
とも言えるわけです。

以前書いた記事のなかで、
「意識の中心が頭からみぞおちあたりに移動した」
と書きましたが、
もしかするとその理由は
視覚と聴覚の刺激の変化なのかも
しれませんね。

いずれにしても、
環境の変化が私の内面にどんな変化を起こすのか
これからも注意深く観察していきたいと
思います。