人と違うところで勝負した方がいいと、ある美容院に入って改めて思った話

みんなと違うところで
勝負する方が理にかなっている。

そうあらためて思った出来事を
書きます。 





過日、美容院へ行ってきました。

2年前に東京に転居してきて以来、
相性のいい美容院となかなか巡り会えず、
1、2回行っては、別の店へということを
しょっちゅう繰り返してきました。 

「今日はどうなさいますか？」

切り始める前に聞かれても、
「前回と同じで」
とは言えなくなってしまったので、
最近では面倒になって、
「伸びた分だけ切ってください。」
と答えることにしてます。

さて、山梨県への転居を
目前に控えた一昨日、
おそらく東京での最後となる
散髪に行ってきました。

初めて訪れた美容院。
髪を切る技術は並。
美容師の対応も並。
お店の設備も並。

ですが、
ある2つのことが
いままでおとずれたすべての美容院と
ことなっていたために、
「また行ってもいいかな」
というお店になりました。

それが、
マッサージのうまさと、
お見送りでした。

たいてい、
美容院のマッサージって、
イマイチです。

まあ、おまけみたいなもんだから
しょうがないですが、
このお店のマッサージは
本当に上手でした。

たった5分ちょっとでしたが、
首と肩のだるさが取れてスッキリ。

さらにお見送りのときに、
握手まで。

爽やかなお兄さんと綺麗なお姉さんに、
お見送りのときに笑顔で握手されて、
悪い気はしません。

美容院が、髪を切るテクニックで
他店と差別化を図ろうと思ったら
相当な努力が必要です。

が、おまけのマッサージと
お見送りの握手なんてほとんど
お金かかりません。

が、誰もやらないようなところに
ちょっと一手間かけると、
こんなに印象が変わるものなんですね。

残念ながらもう二度と私が行くことは
ないと思いますが、
引っ越し前に髪を切りたいと言っていた
うちの奥さんには勧めておこうと思います。