自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

60秒で「イエス」を引き出せるスキルを!1分で本の魅力を伝えるというコンテンツが持つ大きな可能性

こんにちは。

今日は、
60秒で本の魅力を伝えるというコンテンツが、

1、ショートプレゼンスキルを磨く機会
2、リアルのイベントとして面白い
3、ネットとの相性がよさそう


という話です。

0824-07

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60秒でイエスを引き出すスキルを身につけられる
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エレベーター・トークというものをご存じですか?

シリコンバレーで企業家が、
投資家の勤務するオフィスの
エレベータの前で待ち伏せをし、
偶然エレベーターに乗り合わせたふりをして、
短時間(30秒から1分)の間に、
自らの事業内容の魅力を伝えて
資金調達にこぎつけた、
というサクセスストーリーに由来しています。

仕事をしていると、
限られたわずかな時間内で
言いたいことを分かりやすく伝えることが
頻繁に求められます。

会議の時間が押してしまったために、
当初の予定よりも短い時間で
提案の説明をすることになったり、
忙しい上司に、業務報告をする時など。

こういうときに、
30秒から60秒というごく短い時間で
自分の言いたいことを明確に伝え、
期待する成果を相手から引き出せる
プレゼンスキルを持っているか否かで
結果は大きく変わってきます。

要するに生産性の高い
コミュニケーションスキルが
求められていると言うことです。

その意味では、
9月2日に開催するビブリオバトル
「60秒で本の魅力を伝える」
という前代未聞の予選を行いますが、
このようなビジネススキルを磨く絶好の機会です。


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リアルのイベントとしても面白い1分間書評プレゼン
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「60秒で本の魅力を伝えるプレゼン」
コンテンツとしてもなかなかの盛り上がりです。

前回のビブリオバトルでは、
会の終盤の投票結果をまとめるアイドルタイムに
「飛び入り1分間プレゼン」と称して
行っていたのですが、
毎回結構もりあがります。

持ち時間が60秒しかないという制約が
5分のプレゼントは、全く異なる緊張感と
独特のテンポの良さを生んで、
毎回結構盛り上がります。

今回はそれを
予選に持ってきたわけですから、
プレゼンエントリー下さった方の
準備の労力は倍以上。

でも見る人からしたら
こんな美味しい、密度の濃い
書評プレゼンイベントは
なかなかないでしょうから
大変お得です。

現在、立ち見の方も含めて
45名ほどが参加する予定。

盛り上がること間違いなしです。

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60秒プレゼンの鍵は、捨てる力、ストーリー、練習
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さて、60秒という
ショートプレゼンスキルを磨きたい方、
そして次回のビブリオで
プレゼンにエントリーされる方に
オススメの本があります。

コクヨの1分間プレゼンテーション
コクヨの1分間プレゼンテーション [単行本(ソフトカバー)]

この本の主張は3点です。

1、言いたいことを短く整理して伝えるためには、
「取捨選択力」「文章構成力」「キーワード力」
が必要である。

2、ストーリーはこのように組み立てると良い

・疑問15秒 聞き手の注意を引く疑問の投げかけ
・結論10秒 疑問に対する結論。答え
・理由35秒 結論、答えの理由

3、1分プレゼンの練習は、最低6回行うべし。



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というわけで、
1分書評プレゼンというコンテンツに
個人的にはとても魅力を感じてます。

youtubeビブリオバトルの動画をあげても
よほどの有名人か、大好きな本か、
秀逸なプレゼン出ない限り
最後まで見てもらえることはないでしょう。

でも60秒なら、
本のタイトルに興味持ってる人なら
最後まで見てもらえる可能性が上がります。

新刊の発売と合わせて
60秒の動画をあげたら、
著者や出版社さんにとっても
メリットありそうですし。

そんな可能性も考えると
60秒書評プレゼン、
やるのは大変かもですが、
コンテンツとしては面白いと思います。