自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

「始める」よりも大変な「再開する」を軌道にのせるための戦略

本年も残り一週間ほどとなりました。

昨日、改めてシェアしたこの記事。

下半期最初のアタリ本
『やってのける~意志力を使わずに自分を動かす』



年始に立てた目標の状況はいかがでしょうか?

A そもそもどんな目標を立てたか忘れた

B 覚えてはいるが結局手付かずのまま。

C 着手はしたが、3日坊主

D 軌道に乗ったものの、
  ふとしたきっかけで挫折。

E それなりに手応えを感じ、モノにできた。

ざっくりではありますが、
上記の5つのどれかに分類できるかと
思います。

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さて、
私のブログほぼ日更新ライフは
この分類で言うと、Dの状況に陥りかけました。

更新できない日が増えていくたびに、
記事を書く精神的ハードルも
上がっていく感じでした。

たいがい、目標は、
このようにして闇に葬られていくもの。

そこでわたしは、
ブログを再開するにあたって、
以下のようなことを自分に
言い聞かせました。


1、及第点を下げる。

再開してみて一番感じたのは、
自分の頭の中にふわっと
ストックされているネタを
300~500字程度にまとめる力。

これが衰えているということ。

このような状況で
以前のようなレベルの記事を
(といってもたいしたことないですが)
書こうとしても無理なので、
記事のクオリティは
気にしないことにしました。


2、かけるエネルギーに上限を設ける

再開した日のタイトルに「15分」
という言葉が入っているように、
かける時間の目安を15分に設定。 

今の私がこれ以上の時間をかけると、
記事の質に目が向いてしまい、
かえって逆効果な気がします。

実際15分目安のおかげで、
余計なことを考えずに、
1本記事を書くということだけに
集中できています。

3、SNSの力を借りる。

なんだかんだでこれが一番大きいです。

facebookで再開宣言した以上、
絶対続けてやるという気持ちになれます。

背水の陣ですね。 

ざっと思いつくままに書いてみました。

まとめると、

目標と自分の状況に応じて、
マイルストーンの置き方と、
関わり方を柔軟に変えていくこと


ではないかと思います。

というわけで
本日の記事は約18分でしたm(_ _)m 

何かを手に入れるということは同時に何かを手放すこと

息子が歩き始めて
はや3週間ほどでしょうか。

はじめは、
一歩歩いてはステン。
立ち上がろうとしてまたステン。

その繰り返しでしたが、
転ばずに歩ける距離が少しずつ
伸びていき、
今ではよちよち歩きで
家の中を歩き回ってます。

歩けることが嬉しいみたい。

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おぼつかない足取りで
歩く様子がなんとも愛くるしい。

息子の成長を喜ぶ一方で
ささやかな寂しさも。

それは、
もうハイハイをしなくなったこと。

これはこれで、可愛いかったので、
もうそのような光景は
見られないんだなーと思うと
少し寂しい気もします。

子供の成長って
きっとこんな感情がずっと
つきまとうのかな、
なんて思いました。


子供の成長に限らず、
私たちは何かを手に入れたとき、
同時に何かを手放しているんですね。

今、自分の手の中にあるものを
もっともっと大事にしようと、
思ったのでした。

まとまらない、答えが出せない時間こそ大事にしたいと思った話

本日は10日振りの出勤でした。

たんまりとたまったお仕事。

死ぬ気でやらないと
正月を迎えられそうにありません。

そのような中で
4月末に開催される一大イベントの
ミーティングに出席した時に想った事を
書きます。

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ミーティングを進行していると
ついつい、話し合いをきれいに進めたい
と思ってしまいます。

進行役にとっての恐怖とは
主に沈黙と紛糾です。

私はビビりですから
反対意見とかできるだけ出てほしくない
とかつい思ってしまします。

今日出席したミーティングは、
案をもとに、皆で意見を言って
形にしていく、というものでした。

意見はいっぱい出るものの、
なかなか形にしていくまでに至らず。

そのため、沈黙の時間、
前に進んでいるのか
わからないような時間が結構ありました。

普段進行する側の方が多い私が
今回出席者側に回ってみて気づいた
ことは、こういう時間の重要性です。

沈黙の時間て、
みんな考えてるんですよね。

もちろん、
まったく明後日のことやる人とか
たまにいますが。

進行側からすると
みんなが押し黙っていると
不安に感じてしまうことって
大いにあると思うのですが、
そんなに気にすることじゃないんだと
小さな気付きをいただきました。

それと同時に、
メンバーの主体性を
引き出すという点では
完成された企画をバンと出して
「これでどうか?」と聞かれるよりも
多少突っ込みどころが残っているものを
みんなで意見を言って
「あーでもない、こーでもない」
とやった方がいいな-と。

権限を行使して
やらせることもできます。

でも、
ほんとにいい物作ろうとおもったら、
一緒にやってほしい人に
「自分ごと」として
とらえてもらう必要があります。

そのための方法論のひとつが
このような話し合いなんだな-と
再確認させていただきました。

まとまらない、答えが出せない
そんなミーティングが無価値かというと
決してそんなことはないんですね。

むしろ、今日のミーティングを通して
そういうプロセスを
大切にしたいと思いました。

何事も動き初めに一番エネルギーがかかると実感した話

慣性の法則でしたっけ?

動いているものは動き続けようとし、
止まっているものは止まり続けようとする。

というやつ。

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これ、言い換えると
動いてるものを止める
または、
止まっているものを動かすときに
膨大なエネルギーが
必要とも言い換え可能です。

例えば、新しいプロジェクトだって
動き出しは、何かと大変ですが
ある程度軌道にのってくると、
回すこと自体は、そんなにエネルギーは
かかりません。

※仕事の場合、
内容によっては
必ずしもこの状態が良いとも限りませんが。

何が言いたいかって。

ほぼ日更新を3週間近く
さぼっていたら、
書きたいことがなかなか
思い浮かばなくなってしまったからです。

まあ、10日間の出張あけで
少し疲れているというのもありますが。

やはり、一度止めてしまうと
再び軌道に乗せるのに
えらいエネルギーがかかりますね。

恐るべし慣性の法則

すっかりなまってしまったブログ脳を
これから少しずつほぐしていきたいと
思います。  

1日たった15分も捻出できないような人間に未来はないと思ったのでブログを再開します

お久しぶりでございます。

12/1の更新を最後に
ぱったり止まっていたこのブログ。

やむにやまれぬ事情があり、
お休みしてましたが、
今日から再開します。

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やむにやまれぬ事情が
無くなったわけじゃないのですが。


その理由は3つあります。

自分の中でのこのブログの
位置づけを改めて考えた時に、
「緊急ではないが重要なこと」
に分類されたから。

リアルでのコミュニケーションが
取りにくい環境に越した私にとって
自分の考えを発信できるこのブログは
ホントに貴重な自分メディアです。


もうひとつは、ブログほぼ日更新が
日々のルーチンワークを
安定させてくれていた
と改めて気づいたから。


そしてラストは、
忙しいからといって
1日15分くらいの時間も
やりくりできない人間に
たいしたことはできない
と思ったから。

そんなわけで、
今日から少しずつ、
更新させていただきます。

気が向いたときにでも
構って下さると嬉しいです。

京都大学のゼミで生み出された書評プレゼン合戦がここまで広まった理由を探る

今日、職場のミーティングで
ふと口をついて出た言葉が
「価値の再定義」

メンバーから出た言葉のなかで
私の心に刺さったフレーズが
「自分がヒーローにならない」

今はやりのビブリオバトル
がここまで広まった理由は
この二つのキーワードでは?
そんな話です。

15分で書いて、
推敲せずにアップしたので
理解不能かもしれません。

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先月24日に
ビブリオバトルの全国大会が
行われました。

チャンプ本は、
「宇宙飛行士選抜試験」

このブログでも
紹介したことのある良書です。

もともとは、
京都大学のゼミを
密度の高い面白い方法はないか?
と思案するなかで生み出された
ビブリオバトル

今では、
書店や図書館、はたまた
googleハングアウトを用いてウェブ上で
も開催されています。

ここまで広まった理由を
改めて考えてみたときに
上記の2つがキーワードのような
気がしました。

まず大前提として、
誰でもわかるシンプルなルール。
誰でもなじみのある本を使ったプレゼン。
という敷居の低さと
youtubeによる拡散という
要素が上げられると思います。

体験してみないと
楽しさがわからないこのイベント、
文字や写真だけでは伝えきれない部分を
youtubeが伝えています。

実際、ビブリオバトル草創期に
他大学に飛び火した理由が
youtubeの動画を見て、といもの。

でも、それだけではないものが
このイベントにはあるように私は思います。

価値の再定義。

シンプルなルールで
誰でも参加できるイベントゆえに、
開催の目的や趣旨という部分は、
主催する人の裁量で
いくらでも自由に設定できます。

紹介本にテーマを設けたり、
プレゼンターの対象を限定したり。

主催者の色が出せるといった方が
わかりやすいかもしれません。

ですから日本全国に
いろんなビブリオバトルの団体がありますが、
きっとどれも個性あふれる活動をしているようです。

まあ、そんななかでも
六本木ビブリオバトルはかなり異色な存在だと
思います。

このような、関わる人の思いを乗っけられる
ゆとりというかゆるさというのが、
強みの一つだと思ったのです。

もう一つが、
みんながヒーローになれる。

このイベントの主人公はだれか?
と聞かれたら私は全員と答えます。

あらかじめシナリオが決まった
イベントではなく、
プレゼンターもオーディエンスも
主催者もひっくるめて、
互いが互いを刺激し合いながら
作り上げていくのが
このイベントの一番の醍醐味。

化学反応を起こしているのは
集まった一人一人です。

そういった意味でみんなが主役です。

こんな居心地の良さと、
刺激が得られるのがビブリオバトル

やりたいと思ったら
カフェでも会議室でも
ウェブ上でもすぐできちゃうんですから
これからもどんどん広がっていく
のではないかと思っています。


 

最近のマイブーム!寝る前のちょっとした儀式

朝晩は氷点下まで冷え込むのが
割とスタンダードになってきました。

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晴れた日はそれなりに気温が
上がりますが、
15時過ぎたあたりから
一気に冷え込みます。
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基本的に、暑さよりも
寒さに弱い私ですが、
ヒートテックとダウンジャケット
で寒さをしのぎながら通勤してます。

その変わり晴れた夜は、
ここに越してくる前は
見たこともないくらいの
きれいな星空を見ることができます。

さて、そんな厳しい冬を前に
大活躍中の薪ストーブ。

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最近、寝る前に
10分くらい炎を眺めながら
ボーっとするという儀式を
行ってます。

もともと寝る前には
瞑想をしてますが、
それをやってから
薪ストーブの前に座って
ボーっとしてると不思議不思議。

家族が寝静まった静かな居間で
ダウンライトだけをつけて
揺らめき立つ炎を
見てると気持ちが安らぎます。

年末年始にかけて
大忙しですが、
きちんと心をリセットする時間を
大事にしていきたいものです。