自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

ビブリオバトルは、社会に対して自分ならではの一石を投じることのできる最高の舞台

昨日参加した
六本木ビブリオバトル
本当にすごかった。

エネルギーというか、
強いメッセージ性が
プレゼンに込められていて
魂を揺り動かされる2時間でした。

勝ち負けは関係ない。
どうしても皆さんに
知って欲しい本があるから。


そんな想いで
プレゼンに臨んだ方もいました。

みなさんの熱いプレゼンに聴き、
このイベントに「メディア」という
新たな可能性を感じたのでした。

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人間は、
自分という人間が、
この世界に存在する意味、
必然性というものを
求めてやまない生き物です。

それを、
内村鑑三は、
「人間は、自分が生まれた時の世界と
自分が死んで行く時の世界を比べたときに
少しでも世の中が良くなっていくような、
そのためのメメント(遺物)を残すために
生まれてきた」

と自身の書物で述べています。

そして、遺物には4つの種類があると
内村鑑三氏は主張しています。

ひとつめは、財産。
ふたつめは、事業
みっつめは、思想。

これら3つは一部の人にしか
残すことのできない遺物であるのに対して、
4つめは、どんな人間にも残すことのできる、
最大遺物であると。

それは、「勇気ある高尚な生き方」です。

「すなわち、この世界を、
失望や悲嘆の世の中ではなく、
希望と歓喜の世の中であることを信じ、
己の生涯に実行することである。」

この言葉を読み返して改めて思うことは、
私たちはどんな一石を社会に投じていくか
という命題です。

石とはすなわち、何かしらのメッセージ。

複雑さを増す一方で正解のない世の中で
何を見て、何を思い、何によって
より良い社会の創造に貢献しようとするのか?

そんな自身の生き方を通したメッセージを、
現在はネットを使えば、
実に簡単に発信することが可能です。

ブログを書いたり、
ツイッターやFBで発信したり
動画で撮ってyoutubeにあげてみたり。

しかしその一方で、
リアルの場面で発信できる機会って
実はあまりありません。

その意味では、
数少ないリアルの舞台を提供しているのが
六本木ビブリオバトルではないでしょうか。

本の紹介に留まることなく
「新しい自分の可能性に挑戦する」
「人生を切り拓くチカラを鍛える」
そんな舞台を目指して開催してきました
六本木ビブリオバトル

12/13にはustream中継も実施予定の
ディスカバー21との共催イベントを、
そして1/15には新春特別企画として
新宿NSビルで六本木ビブリオ100を
開催するなど、規模と注目度が
徐々に高まりつつあるこの舞台に
立つことの意味も変わりつつあるの
かもしれません。

すなわち、
本を通して、
伝えずにおれないメッセージを
社会に発信することのできる舞台。


この度の開催を通して、そんな
社会に対して一石を投じるメディア
としての可能性を感じたのでした。