自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

世の中には練習・実験・チャレンジできる場が少ないので自分たちで作ってみた

社会人になると、練習の場や
失敗してもOKな場というものが
なかなかありません。

基本、及第点の出来が求められる本番のみ。

仕事を覚える、経験を積ませるという観点で
新人や後輩に仕事を任せることはあっても、
「責任は俺がとるから好きにやってみろ」
なんてことは、私の器の問題かもしれませんが
なかなか言えません。

1009-10


仕事なので当たり前といえば
当たり前なのですが。

失敗の経験、もっと言えば練習を積むか否かは
個人の裁量に任される部分が大きいわけです。

私のお気に入りの一冊であるレバレッジ・シンキングでは、
現代のビジネスパーソンのほとんどは、
圧倒的に練習不足と指摘しています。



プロスポーツ選手の場合、
トレーニングと試合に費やす時間は
4対1程度と言われています。

ところがビジネスパーソンは、
「学習・研究」に費やす時間が
1日10分であるにもかかわらず、
毎日10時間程度は仕事をしているのですから、
学習・研究(トレーニング)と
仕事(試合)に費やす時間の割合は
1対60程度になります。 

多くのビジネスパーソン
練習不足なのですから、
少しでも練習すれば頭一つどころか、
かなり抜け出すことが可能になるのです。



その意味では、
プレゼンテーションやスピーチの練習の場って
ニーズがめちゃめちゃ高い、と日々実感してます。

東京でやっていた読書朝活を、
職場の素敵な食堂で
昼ご飯を食べながらやってみて
昨日で2回目。

本という媒体を使って
「自分の意見をプレゼンする」という機会が、
とっかかりやすさと奥の深さと
両方が味わえるようで、
参加くださったみなさんから
好評をいただいております。

もう一段、刺激的な場面を求めるような方が
たくさん出てきたら、いっそビブリオバトルでも
やってしまおうかなとも考えてます。

あ、本家の六本木ビブリオ
11月7日に第三回目を開催します。

先日facebookイベントを立ち上げたら
わずか12時間で40名が満席に。
現在立ち見も含め50名ほどの方が参加予定です。

こちらの一番の売りは、
プレゼンの練習であると同時に、
自己表現の練習の場でもある点です。

無意識のうちに自分自身に対して
抱いてしまっているセルフイメージをぶっ壊して、
新しい可能性にチャレンジする、
そんな舞台を提供しています。

私よりもはるかに優秀な主催者メンバーの
皆様のおかげで、ムーブメントになりつつある予感を
ひしひしと感じています。

1月には六本木から新宿に進出して100名規模の開催を計画中。


もうすぐ私の息子は一歳。
つたい歩きからついに自分の足で
歩き始めそうです。

小さな赤ん坊だってこうして、
何度も転びながら歩けるようになるのだから
社会にも、もっと気軽に練習や実験、チャレンジできる
場があってしかるべきです。

六本木ビブリオは、そんな場を
社会に対して提供し続けていきます(^o^)