自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

世の中を動かすワンフレーズはどうやって作られるのか?たった一行に思いを込める方法を考えてみた。

こんにちは。

たった一行の短い言葉であっても
世の中を変え、未来を変える
可能性がある。

今日はそんな話です。

0824-01

物を書くということは、
伝えたい内容があるからです。

そして、
「それを短く表現する」
というのは、
何の制約も設けずに書くよりも
はるかに難儀です。

当ブログの記事を
可能な限り短くというルールを
自ら設けたわけですが、
なかなか面倒なことであります。

が、文章を削って行く過程で
自分のメッセージをより深く掘り下げて行く
ことができるのも事実です。

思いつくままに書いた1000字を
自分が一番の伝えたいことと
照らし合わせて
800字、600字と削っていく。

ふわふわの綿菓子を、
ギューッと押し縮めていく感じです。

思考の訓練になります。

現在、9/2の書評イベントに向けて、
1分で本の魅力を伝える
というプレゼンの練習をしていますが、
短く話すという場合も
本質は書くことと同様ですね。

そう考えると、
短歌や俳句ってすごいなと
改めて思います。

きっと、一本のエッセイが
書けるくらいのボリュームの
気づきや心の動きを、
たった31文字、17文字で
表現してしまうのですから。

読み手は、詠む人が選んだ言葉を
通して、その奧にあるエッセイのような
ストーリーを想像するわけで、
これが俳句や短歌を味わうということだと
私は理解しています。

そして、この削る作業、
どこまでも続けいていくと
一行になります。

「10年以内に人類を月に送り込む」

「すべてのデスクトップと、
すべての家庭にコンピューターを」

これらの言葉を一度は
耳にしたことがあると思います。

未来へのあふれる想い、
社会を変えたいという熱い情熱
をたった一行にまで凝縮した
これらのビジョンには
エネルギーとインパクトを感じます。

このようなワンメッセージを
語れるスピーカーになりたいものです。

その具体的な方法は
この本に詳しく書かれています。

未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略
未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略 [単行本(ソフトカバー)] 

この本の内容を詳しく知りたい方はこちら

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9/2のプレゼンイベントで
紹介する本を決めました。

あとは中身を考えて
練習するだけです。