自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

小学生に戻ったつもりで視線を下げる。20年ぶりに小学校の通学路を歩いて思ったこと。

休日の今日は
ちょっとほっこりとした話を。

0803-03


千葉県の実家に帰省した時のことです。

ふとしたきっかけから、
私が通っていた小学校の通学路を
20年ぶりに歩いてみました。

「あの角はこんなに近かったんだ!」
「この道はこんなに狭かったっけ?」

体の大きさや視線が変わったからでしょうか。
歩き始めてすぐに、
こんな違和感を覚えました。

そして、よく遊んだ思い出の場所が、
マンションやアパートに姿を変えているのを見るにつけ、
時の流れを感じると同時に、
懐かしい記憶がよみがえってきました。

ダンボールやトタンで
秘密基地を作って遊んでた駐車場。
冬の朝、
よく霜柱を踏みつぶしてた原っぱ。
大雨が降ると
決まって雨水の小川が出来る畑で、
石や土で流れを変えて遊んでいたこと。

などなど。

今の私だったら気にも留めないことを、
遊びに変えて夢中になってしまう、
当時の自分の好奇心に、
ちょっとした驚きを感じました。

大人になった今でも
このような心を持って
世の中を見ることを
忘れたくないものです。

時にはあえて、
自分の視線を下げて
小学生に戻ったつもりで
身の回りを見回してみよう。

公園のブランコをこぎながら、
そんなことを思ったのでした。