自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

「いつやるか、今でしょ」の先生の仕事の哲学が詰まった一冊〜『今やる人になる40の習慣』

ビジネスブックマラソンという
書評メルマガで紹介された
「今やる人になる40の習慣」
という本を読みました。

今やる人になる40の習慣
今やる人になる40の習慣 [単行本]


すぐやる人になるためのテクニックや
チャンスに備える方法などの内容でしたが、
私個人としては、
それら背景にある仕事や人生に対する
向き合い方に、感銘を受けました。

以下、印象に残った部分を
紹介したいと思います。
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あのフレーズに込められた思い
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そもそも、
「今だ、いましかない!」と
思いが高まることは
実はそれほど多くはないのです。

またそうなったとしても

1、「熱い思い」は、なかなか
      持続するものではない
2、やらなくていい理由、
     できな言い訳を探すことに関しては、
     豊かな才能に満ち溢れている、

という少し寂しい現実があります。

だから「今でしょ!」という思いが
生じた時にその思いのまま行動して、
成功の実感を心に刻んでいかないと、
その瞬間に動けない、
いわば覚めた人になってしまう。



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記録を活用した自己成長法
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1、やりたいと思いながらも実行できていないことを記録する。

人は、その人がしたことによって
かたちづくられているのはもちろんですが、
その人の(したいと思っていながら結局)
しなかったことも、実はその人の一部なのです。

自分のしなかったことを記録していくことは
自分を作って行くことなのです。

やりたいな、やるべきだなと思って
実際にできていないことがあったら
どんどん書き付けて行きましょう。

そしてそのリストを眺めて
やるべきことをしていない自分と向き合って、
実際にやれる人になってください。


2、自分の失敗を記録して財産にする

自分が犯した失敗は、
できればすぐ記録した方がいいんです。

そもそも記憶は「今色」に染まりやすいものです。

ですから、記憶が「今色」に染まる前の
その瞬間の印象が鮮明な時にしっかり記録して、
その後背負っていけるよう管理すべきなのです。


3、昨日の自分と競争する

人間は、時間を意識することで、
高めることができるのです。

具体的にはいったいどれだけ集中できるのかを、
時計を目の前に置いて計るのです。

最初は15分しか持たなかったとしましょう。

たいていの場合、もう少し頑張ろうと
し代に集中力が持続区する時間が伸びていくのです。

結局これはかこの自分と競いながら、
今の自分が成長して行くことに
ほかなりません。

記録するということは、
自分に向き合うことに他ならないのです。

だから問題が明らかになって
その改善も可能となるのです。


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努力に対する考え方
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1、努力は量だけでなく方向性も重要

努力は、単に量だけでなく方向性を持っているのです。

結果を出す人は、まず方向性を先に確かめ、
これでいいと思ったら実行に移し、
必要なの量まで努力を続けるという
パターンを取ることが多い。

2、努力に対する「当たり前」のレベルをあげる。

僕自身についていえば
仕事の努力は仕事でない
という感覚を持っています。

仕事に関しては努力とも思わない、
そんな感覚のマヒがあればこそ、
素晴らしい仕事ができて、
他者からも高い評価が得られるはずです。

「やっていて当たり前」の水準を
高く持っていれば、
「すぐやる」行動にも繋がりやすいはずです。


3、善いことだけど嫌いなことで一番差が出る

善いことではあるが嫌いなことの
扱いにおいて一番大きな差が生じるのです。

「できる人」はたとえ嫌いであろうが、
それが善いことであり、人で言えば能力が高ければ
進んで受け入れます。



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引用箇所をしぼったつもりが
気づけば結構なボリュームに
なっていました。

この他にも、
人を愛し運を逃さず縁を尊び恩を忘れず
という人生のアイウエオの話や、
陰徳を積むことの大切さなども
かなり興味深かったのですが、
さすがに割愛しました。

ということで、
早朝ブログ更新2日目
無事に完了しました^_^
 
今日から2泊3日で
九州へ出張です。