自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

緊急ではないが重要なことにどれだけ注力できているか

昨日、家族で目黒雅叙園に出掛けた際、
館内に「七つの習慣特別セミナー」
という看板を発見しました。

よくよく見ると対象は、
経営者層と書かれていて、
「いったいどんな内容なのだろう」
と、ちょっと興味をそそられました。


「七つの習慣」と聞いて思い出すのは、
「時間管理のマトリックス」です。

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緊急度と重要度の2軸で私たちの活動を
分類すると、4つの領域にわけられる。

人生を豊かで実りあるものにするには、
「緊急ではないが重要なこと」に
取り組みなさい。


大略このようなメッセージだったと
記憶しています。

今の私に
「緊急ではないが重要なことは何か」
と問えば、「家族との時間」
と答えることでしょう。

息子が日一日と成長して行く姿を
妻と二人で喜ぶことができる時間は
今しかなく、過ぎ去ったあとに
どれだけお金を積んでも取り戻すことは
できません。

先日、息子をベビーカーに乗せて
初めて二人だけで出かけました。
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家の周りをのんびり歩き、
近くのカフェで休憩して
戻ってくるという
一時間半のお散歩でした。

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歩くスピードは早すぎないか?
風が吹いてきて寒くないか?

そんなことを考えながらの
お散歩はあっという間で、
終わってみれば
とても楽しいひとときでした。


今の私にとって
このような時間は何にも変え難い
大切な時間です。

面白いのが、
そうして家族と時間を共に過ごすことで、
仕事に対するモチベーションも
上がっていくことです。

「緊急性」は締め切りや
外部への影響など、
ある程度の客観性がありますが、
その一方で、「重要性」は、
その人の価値観が多分に影響します。

ですから、
「緊急ではないが重要なこと」は
将来に向けた投資や計画、予防に加えて、
制約がない状況の中で、
じっくりと味わいたいことや、
楽しみたいことなども
含まれると考えられます。

そのように考えると、
「緊急ではないが重要なこと」に
取り組むことがお金をかけずに、
幸福感を増す一番の近道かも
しれません。

そして、
先を急ぐ人でごった返す都会で
生活する人にとって
今、求められていること
なのかもしれません。

雅叙園のラウンジで
滝を眺めながら
そんなことを思いました。