自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

相手がどんな身なりであろうと一流の方として接する

「相手がどんな身なりであろうと、
 一流の方として接客をする」


メガネ店を営まれている方と
電話でお話をする機会がありました。

ご主人が店長、
電話でお話をしたのは奥様。

そのやり取りの中で
私の心に残ったのが
冒頭の言葉でした。

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「来店されるお客様のなかには、
質素な身なりの人もいれば、
羽振りの良い人もいらっしゃいます。

こちらがどう見ているかは
相手に伝わっています。

格好で態度をかえるのではなく、
どんな人が来られても
一流の人として接し、
自分たちが自信をもってお勧めできる
品質のものだけを勧めています。」

眼鏡をつくるときに
一番時間がかかる場面のひとつが
フレーム選び。

選ぶフレームによって
印象が全く変わりますから
お客さんも真剣です。

そんなときに、
多少高くても質の良いものを
提案しているとのこと。

ご主人さんの方も、
普通の眼鏡屋さんだったら匙をなげるような
修理もできるだけ引き受けているそうです。

一流のお客様に対して
できる限りの商品とサービスを提供しようとする
心意気を感じました。

自分たちがだれのために
何を提供しているのか?

そしてその誰かのために
心をこめて仕事をさせていただいているのか?


電話を終え、
こんな風に襟を正される思いが
したのでした。