自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

ブログを書くか、息子と遊ぶか?欲求にはレイヤーがあると思った話

ブログを書く、
本を読む、
PCに向かって
何か調べ物をする。

こちらに越してきてから
自室を確保できたので、
じっくりと腰を据えて
自分の時間を過ごしています。

…。

というわけには
なかなかいきません。 

1009-05


もうすぐ1歳になる息子の
「かまって攻撃」

昨晩はブログ更新を
諦めかけたくらいです。

が、そのような状況が
いやかというと全然そんなことはなく、
息子の笑顔や笑い声に
無上の幸せを感じるものです。

人間の欲求って
いくつかのレイヤーに
分かれていると思うのです。

「ブログを書きたい」というのは
私の場合、仕事でもなんでもない、
趣味の範ちゅうですから、
比較的個人的な欲求です。

ベクトルが自分に向いています。

一方、
「息子を喜ばせたい」 は、
ベクトルが他人に向いており、
「ブログを書きたい」よりも、
レイヤーが一段高い欲求ではないかと
思うのです。

このように考えると、
自分のなかにある様々な欲求のなかで、
どのレイヤーの欲求に従うかで
人生ってずいぶん変わってくるのでは?

別の観点から。

有名なマズロー欲求段階説

人間の内面的欲求は5つの段階に分かれている。
低次の欲求が満たされると順々に
より高次の欲求を求めるようになる。
という説です。


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第1段階: 生理的欲求
食欲、排泄欲、睡眠の欲求など生命の活動と直結した欲求

第2段階: 安全の欲求
危険や脅威、不安から逃れようとする欲求

第3段階: 帰属の欲求/社会的欲求
集団への帰属や愛情を求める欲求で
「愛情と所属の欲求」あるいは「帰属の欲求」ともいわれる


第4段階: 自尊の欲求
他人から尊敬されたいとか、
人の注目を得たいという欲求で尊厳の欲求ともいわれる。
名声や地位を求める出世欲もこの欲求の一つ


第5段階: 自己実現の欲求
各人が自分の世界観や人生観に基づいて
自分の信じる目標に向かって
自分を高めていこうとする欲求のことで、
潜在的な自分の可能性の探求や自己啓発
創造性へのチャレンジなどを含む。

 
 
興味深いことは、
晩年のマズローは、
第五段階のさらに上に、
「他者幸福」という6番目の欲求について
説いていた点です。

たしかに5段階まででは
親が愛する子のためなら
どんなことでもしてあげたいという
欲求を説明することができません。

自分の様々な欲求を
ちょっと立ち止まって上の図の
どの階層に当てはまるのかを
チェックしてみるのもいいかもしれませんね。

ちなみに私の
「ブログを書きたい」という欲求は…。
秘密です(笑)