自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

誰も見てないところで何を積み重ねてきたか。毎年10月1日に思うこと

本日10月1日というのは
私にとって二重の意味で、
節目の日です。

ひとつは、私が勤める
森の中のオフィスが
正式に開所するのが本日である
ということ。

もうひとつは、
私の人生の方向を決める
大きな役をいただいたのが、
10年前の今日だったのです。

0917-05


当時23歳でした。

教区青年会委員長という
リーダーの役についたのです。

大きな責任と、
役割の大きさに押しつぶされそうに
なることが何度もありました。

自分の無力さを嘆いたことも。

また、沢山の失敗や、
闇に葬り去ってしまいたいくらいの
情けない過ちを侵してしまったことも。

けれど、その立場にいた人にしか
経験のできない沢山の喜びも
ありました。

仲間のありがたさ。
与えられた使命の偉大さ。

振り返ると、
これらの経験はひとつとして
無駄ではなかったと思います。

今、ソーシャルメディアを通して
自分なりの発信をしたり、
朝活やビブリオに携わっているのは
このときの経験があってのこと。

また最近、
facebookのおかげで、
自分よりもずっと、
社会的にいい意味でのインパクトを与えている人と
比較的容易にコンタクトを取れるように
なりました。

自分も彼らのようになれるのでは?

時に、焦りにも似た錯覚を
覚えることもありますが、
その度に、この10年間で学んできた
ことを思い起こします。

誰も見ていないところで、
何を積み重ねてきたかか。

最後にモノをいうのはこれだけだと。


確固たる自信や、
人を惹きつけるオーラとは
一体どこからくるのでしょう。

きっと、その人が
人しれず積み重ねてきたものからだと
私は思うのです。


これから10年、
私は何を積み重ねていこうか?

森の中のオフィスの執務室で
静かにそんなことを考えています。