自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

人はみんなカラーレンズの眼鏡をかけて生きている

人は誰も、
思い込みという色眼鏡を
かけて生きている
という話です。

0917-04


引っ越し前日の忙しいなか、
地元のメガネ屋で眼鏡を作ってきました。

家用の眼鏡を破損して5年以上。

東京から離れる前に
今一度、作っておこうという話です。

担当してくれたのが、
30台後半の男性。

いわゆるソース顔。

この店員が、
私の視力を測り、
どれくらいのレンズにするか、
かなり得意げに自分の知識を
披露し始めたため、
いささか、鬱陶しさを感じていたのですが、
ひとつだけ、面白ことを言ってました。

思い込みで、視力が変わると。

入りたての新人らしき人が、
おぼつかない様子で視力を測るときと、
貫禄のあるベテランが測るときときでは、
見え方に差がでることが
しばしばあるそうです。

「こいつ大丈夫かよ?」
「この人がいうのだから本当だろう」

無意識に行われている
店員への評価が、視力に影響を
与えることがあるそうです。

普段よりも若干視力が出てなかった私が、
すぐに合点がいったのは言うまでもありません。

画像1


出来上がった眼鏡を受け取り
(正味2時間で出来上がりました!)
自転車で帰宅していると、

人は誰も思い込みという
色眼鏡かけてるんだなー


こう思いました。

自分自身に対しての思い込み。
日頃よく接する人に対する思い込み。
社会や世の中に対する思い込み。

何かのイベントに参加するなど、
客観的な現実を複数の人と共有していても
感じ方が人それぞれなのは、
この色眼鏡に違いがあるからですね。

そう考えると
色眼鏡=個性と言えるかもしれません。

そして、この色眼鏡をかけずに
世の中を見るってどういうことなんだろう?

と、興味はつきません。

この本にそのヒントが
書いてあるような気がします。