自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

マルチタスクをやめることで得られる5つのメリット

9ヶ月をすぎた我が子は、
つかまりながら
横に移動できるようになりました。

0804-08


いよいよ自分の力で
立ち上がれるようになるのも
時間の問題。

親としては
この貴重な時間を一瞬たりとも
無駄にはしたくありません。

が、その一方で、
私の生活習慣に深く根ざした
マルチタスクという病魔が、
ときにその貴重な瞬間から
私の心をそらしてしまいます。

その昔、
電話をしながらテレビゲームを良くやってました。

居酒屋でバイトをしてた時には、
焼きそばを作りながら、
オムレツを作ってました。

今でも、
誰かと会話をしながらスマホをいじったり、
複数の仕事を同時並行で行ったり。

マルチタスク=できる人のような
イメージもなんとなくある昨今。

これに真っ向から反対する意見が
クーリエジャポン9月号にありました。

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マルチタスクではなく、実際はスイッチタスク
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経営コンサル会社を経営する
ピーター・プレグマン氏は
次のように主張しています。

一度に複数の作業をしていると、
人はより多くのことをこなせていると
思いがちである。

ところが実際は、
生産性が最高40%も下がっている。

実は私たちがやっているのは、
マルチタスクではなく、
一つの作業から別の作業へと
切り替えるだけの
スイッチタスクなのだ。

タスクの中断で、
生産性はガタ落ちし、
時間の無駄になる。


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マルチタスクを辞めて得られる5つの変化
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彼は実際に、
一週間マルチタスクをやめてみるという
実験を行いました。

すると、
5つの変化があっとと言います。

1、目の前のものにしっかり
向き合えるようになった。


2、普段なら後回しにしたくなる
難しい仕事を大きく進められた。


3、ストレスが軽減した。

4、時間の無駄だと思うことに対して
耐えられなくなった。


5、価値があり、楽しいと思うことに対して
極めて辛抱強くなった。


結局、マルチタスクをやめて
マイナスになったことは
なにひとつなかったといいます。

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実行するなら、シンプルな方法で柔軟に
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とはいうものの、
いきなりマルチタスクをやめてしまうのも
人によっては難しい場合もあります。

できるところから、
始めて行くのが現実的でしょう。

私は、今日の午前中、
職場でミーティングがありました。

普段は、iPhoneとメモ用にiPadを持って
参加していましたが、
今日はどちらも持たずに参加してみました。

前述のような実感はありませんでしたが、
普段以上に議題に集中できたように感じます。

就業時間すべてを
このようにすることは
現実的にはまだ難しいですが、
シングルタスクに集中する時間を
意識して作っていこうと
改めて思いました。