自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

聞き手に「読みたい」と思ってもらうための本の紹介プレゼン!ビブリオバトルに初めて挑戦しました

「私は言った」「僕は聞いてない」
「何でわかってくれないんだ」
「なぜそんな風に捉えられたたのだろう」

こんなやりとりが
今日も世界中で
交わされていることでしょう。
 
コミュニケーションで起こりがちな
すれ違い、平行線、誤解。
 
こういったことを
一掃してくれるかもしれない本を
今朝のビブリオバトルで紹介しました。

画像1

 
「深く伝える技術」
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「変換」しあったもので意思疎通をしている
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そもそも、
口頭のみのコミュニケーションとは
高度なプロセスを経ておこなわれています。
 
例えば、私が映画のあるワンシーンを伝えるとします。
 
私の頭の中に、
そのシーンの三次元の
イメージが出来ていても
伝える段になったら、
そのイメージを現す言葉、
「どこまでも青い空」「かもめ」「白い砂浜」
「片手には美味しいカクテル」などの言葉を、
時間的な序列に従って伝えます。
 
一方受け取った相手は、
一直線上に並んだ言葉を順番に受取りながら、
相手の言わんとすることを組み立てていきます。
 
本書曰く、
 
私たちはお互いに
「変換」しあったもので
意思疎通をはかっている。
 
という離れ業を駆使しています。
 
ですからすれ違いや誤解が生じるのは
当たり前のことなのかもしれません。
 
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分かりやすく伝えるだけでいいのか?
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そういう背景があるので、
巷では「分かりやすく」伝える技術がはやってます。
 
・言いたいことを3つにまとめる
・結論を先に言う
 
などなど。
 
でも、そもそも私たちはなぜ
人とコミュニケーションをしたり、
プレゼンテーションをするのか?
 
それは、
自分の考えを理解してもらい、
相手に何らかのアクションをしてもらうため
ですよね。
 
そうであるならば、
「分かりやすく」伝えるというだけでは
不十分なのかもしれません。
 
なまじ分かりやすく伝えたために
返って心に残らない。
聞き手が分かったつもりになってしまう。
 
こんなこともないとは言えないと思います。
 
そうすると、
もう一歩踏み込んだ何かが
どうしても必要になってきます。
 
それが本書で述べられている
「深く伝える技術」です。
 
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5分間でこの本に関するプレゼンをしましたが、
ここまでで確か3分弱です。
 
いかがでしょうか?
 
読んでみたいな、
と思って頂けたら本望です。
 
本の内容が気になる方は