自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

松井秀喜選手の著書『不動心』に書かれていた2つの言葉が今も記憶に焼き付いている

昨晩、久しぶりに
テレビをつけたら、
松井秀喜選手の
引退セレモニーのニュースが
流れていました。

0803-02


7月28日に行われたそうです。

その昔、彼の著書を読んだことがあります。
発売当初に読んだので、もう6年も前です。

そのなかで、
今でも覚えている言葉が2つあります。

不動心 (新潮新書)
不動心 (新潮新書) [新書]

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コントロールできることだけに集中する
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手元に本が無いので記憶を頼りに書きます。

人生には
自分でコントロールできることと、
コントロールできないことがある。

コントロール出来ないことに
ついて悩むくらいなら、
コントロール出来ることに
集中した方が良い。


確かこんな主旨です。

例えば、ブログのアクセス数は、
私のコントロールの範疇を超えています。

「これは行ける!」と思った記事が転けたり、
やっつけで書いた記事を誰かがシェアして下さって
予想以上の訪問者数につながったり。

私の意図通りにはなかなか行きません。

コントロール出来るとすれば、
記事の更新頻度や質。
より多くの人の目に触れる工夫など。

仕事や人間関係など、
生きていれば悩みはつきません。

が、そもそもその悩みは
自分でコントロール出来るものなのか
立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。

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チームに所属することに対する誇り
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スライディングキャッチをした際に手首を骨折。

ヤンキースの一員としてレフトで
試合に出ていた松井選手にこんなアクシデントが
襲いました。

当時を振り返ってこんなことを語っていました。

救急隊の応急処置をするために、
ユニフォームを切り裂いた瞬間
「おい、やめろ!」と思ったそうです。

ヤンキースのユニフォームを切り裂かれるこが
まるで自分の身を切り裂かれるように感じたと言います。

自分が勤める会社や所属する団体に
ここまでの思いを持てる人って幸せだと思います。

いかに松井選手がヤンキースを愛していたかを
物語るエピソードであると同時に、
幸福な人生を歩むための重要な示唆を与えてくれます。

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個人のビジョンとチームのビジョンの融和
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このことと関連して思い出したのですが、
チームの一体感や帰属意識を高めるという点で
最近面白い本を読みました。

チーム・ダーウィン 「学習する組織」だけが生き残る
チーム・ダーウィン 「学習する組織」だけが生き残る [単行本(ソフトカバー)]

物語です。

詳しい内容の紹介は
機会を改めますが、
チームを率いる立場にある人や
連帯感を高めたいと思っている人は、
一読の価値があると思います。

ちなみに、
明日からこの本をもとにした
研修会に参加してきます。

1泊2日です。

楽しみです。