自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

魅力的なプレゼンをする方法を、プレゼン素人が恥を恐れずに大上段に書いてみた件

どんな流れになるかわからないまま
書き始めました。

先に結論だけ書けば、

優れたプレゼンターになりたかったら、
言葉に重みを持たせる努力が大切。


という話になる予定です。

0719-11


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テクニックだけをまねる怖さ
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先日、ある雑誌に掲載されていた
アマチュアの方と思われる人の
文章を読みました。

伝えたいポイントを3つにわけて
非常に分かりやすく書かれていたので
何を言いたいかはすぐに分かりました。

しかし、
それ以上に思ったのは
その内容の稚拙さです。

書き手の方は、
読み手を意識して
分かりやすく伝えるテクニックを
駆使したようですが、
なまじ分かりやすく
書いてしまったことで、
それがストレートに
伝わってきてしまいました。

形だけまねることの怖さ、
テクニックだけを身につけることの怖さを
感じた瞬間です。

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本気で思っていることしか伝わらない
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想像してみて下さい。

大切な人の結婚式のスピーチ。

大勢の人を前に緊張し、言葉に詰まる。

大切な人が晴れて
この日を迎えられたことを思うと、
人前であることがわかっていても
自然に涙が溢れてしまう。

そのような状況の中で、
なんとか絞り出すように言った
「おめでとう」という一言は、
絶対にその気持ちが伝わります。

文書にしろ、プレゼンにしろ、
伝えずにはおれない何かを持っている
というまず前提にあって、
二の次としてスキルが活きてくる、
と思った次第です。

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どうやたら言葉の重みのある人になれるのか
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結局、その人が何を実現したいか?という志や、
人間的な度量にかかわってくる問題なのでは?
と思います。

リーダーシップとは、
時と場合に応じて脱いだり来たり
できるものではない。

どこかの本で読みましたが、
これと同じではないかと。

人前で言ってることと、
自分がやってることが違ってたら
まず、話してて
自分で自分の気持ちがついていかないことに
気づくはずです。

高い理想を持って、
日々たゆまぬ努力を続けていくことでしか、
本当に相手の心に届く言葉は
語れないのではないか?

無事に結論に辿りつけました(笑)

その意味で、過日のビブリオバトルでは
言葉の重みとスキルとを両方を兼ね備えた
方々ばかりだったので、脱帽です。

聞き手に後からじわじわと効いてくる言葉を
伝えられるようになりたい。

そんな願いを密かに持っている私です。