自然と人間の共生した社会実現に寄与すべく、八ヶ岳南麓であれこれ考え実験した記録をつづります

人生で結果を出したければ、はったりをかませ

いつになく、
勢いのあるタイトルです(笑)

月間200万PVのメガブロガーちきりんさんの、
過去のブログ記事を読んでいたら、
非常に興味深いエントリーを見つけました。

守る組織、守る人 ~Chikirinの日記

記事中に、
このような意の問題がありました。

【問題】

同じ実力のA,Bがいたとします。

Aには価値ある情報を定期的に提供する。
Bには価値ある情報は一切提供しない。

人生全般において
大きな成果を出すのはどちらでしょう?

0310-02


【回答】

きわめて短期的な成果ではAの方が勝るが
長期的な成果で見た場合はBが勝つ。


なぜ?と思われた方は
ぜひ記事の方を見てみて下さい(*^_^*)

ああ、確かにと思える理由があります。

この記事の主張を一言で言えば、

高い成果を出したい人は、
自分の手にあるものを小出しにせずに
どんどん手放して新たな境地を開拓せよ。

要は、
守りに入らず100%の力でどんどん攻めよと。

でも、
組織の規模が大きくなるに従って、
またキャリアが長くなるに従って
これを実践し続けるのは
結構難しい。

そんなことを思っていたら、
私の職場の方から面白い話を聞きました。

「はったりをかませ」というのです。

できるかどうかわからない仕事を
「できます!」と言ってひきうける。

そんな実力まだ無いのに
勝手にその肩書きを名乗ってしまう。

その方は、
私と同じ職場に転職する前は
ウェブのデザインやシステム開発
する会社の代表取締役でした。

会社を興した当初は
依頼者の期待に応えられない
時もあったそうです。

が、実力が出来てからではなく
まず会社を興して
必要な知識なりはそれから
一生懸命勉強されたとのこと。

確かに
未知のことにチャレンジするにあたって
100%成功する確証なんて
永遠に得られないのですから
どこかで見切り発車するほかありません。

どこかで、
はったりをかまさないと
始められない、ということです。

そんな話を聞いた後のミーティングにて
私はいくつかの仕事を
はったりで引き受けてしまいました(苦笑)

単純ですね。

生涯の友とも呼べる一冊~サミュエル・スマイルズの『自助論』

「無人島へ一人で行くにあたり
一冊だけ好きな本を持って行って良い」

もし皆さんがこんな場面に
出くわしたら、どんな本を選びますか?

もし私が、
生長の家に関する書籍以外で
一冊選ぶとすれば、
恐らくこの本です。

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫


SNSをはじめとするインターネットの
急速な普及にともなって、
旧来の社会的階層とは無関係に
人的交流や情報交換が行われるのが
当たり前になりつつあります。

その変化に伴って、
「どんな地位についているか」
「何を所有しているか」
というものことも、
「どのような人物か」
「どのような哲学やビジョンを持って生きているのか」
とったことの方が、
時に大きな影響を与える場合が
あるようです。

別の言葉で表現すれば
外的所有は
もちろん重要ではあるが、
それ以上に内的所有の重要性が
高まりつつある、

といったところでしょうか。

その意味では、
自分の内的所有を磨く最高の一冊
わたしはこの本だと確信しています。

自分で自分を助けようとする精神こそ、
その人間をいつまでも励まし元気づける。

われわれ一人一人が
すぐれた生活態度を身につけない限り、
どんな正しい法律を制定したところで
人間の改革はできないだろう。

このような意の出だしで始まる本書を
既に読まれた方も多いと思います。

折々にこの本を読み返して
自分を振り返ってみたり、
あるべき自分の理想像を確認したり
しています。

そしてこの本の中で
私が人生の指針としている一節があります。

いかに貧しく
取るに足りない人間であろうと、
その人が日々の生活で
無言のうちに示す模範的な行動は
かけがえのない価値をもつ。
(中略)
なぜなら、
低い場所に置かれたローソクも
丘の上に立てられたローソクと同じように
忠実に周囲を照らし出すからだ。



この本の原著は、
1857年にイギリスで出版されました。

150年以上経った今も尚
私たちに人生の指針を与えてくれる
普及の名作です。

自分のためだけでなく、
後輩や子供のためにも
自分の本棚に置いておきたい一冊です。

描く、発信する、一歩踏み出す、のサイクルを回し続けると面白いことが起こる話

インターネットが発達し
誰もがネット上に自分の考えを
非常に簡単に発信できるように
なった今日。
 
願望や目標、夢などといった
今はまだ形にあらわれていないけど、
ぜひ実現したいと思っていることを
実現させるプロセスが、
変化したように実感しております。

画像2

 
今までは、
ものすごくシンプルに言えば
・目標をかかげる
・実行する
という2ステップでしたが、
 
ここにインターネットを加えると
面白いサイクルが生まれます。
 
目標を掲げる→発信する
  ↑         ↓
発信する←実行してみる
 
チョット言葉を変えてみると
こんなかんじです。
 
 描く  →  発信する
  ↑         ↓
発信する←1歩踏み出す
 
 
このサイクルが回り始めると
おもしろいことが起こります。

以前東京にいたころの話ですが、
風呂掃除を毎日やると発信し、
つづけていうるうちに
靴磨きも毎日するようになり、
週1回のゴミ拾いにまでするなりました。

最初に描いた願望や目標が
とるにたらないようなものでも、
このサイクルを回し続けると
ゆるやかな螺旋階段をのぼるように
段々そのスケールが
大きくなってくることもあるわけです。

さらに、
毎週月曜日の朝に一人ゴミ拾いやります!
と宣言してやっていたら、
共鳴してそれぞれの場所で
やって下さった方が
何人かいらっしゃいました。

発信することで、
応援してくれる人
協力してくれる人
一緒にやってくれる人
が現れたりもします。


見方によっては
このサイクルにのったことで、
誕生した、と言えそうです。

ちなみにこれをやるポイントは
自分の半径5M以内の身近なことから
始めた方が良いということです。

自分ゴトとしてとらえていないことは
やってて楽しくないし続かないからです。

そんなわけで、例えば
facebookの投稿に
30くらい「いいね」がつく方であれば、
何か実現したいことがあったら
それをネットにさらしてみると
面白いことがおこるかもしれません。

興味のある方、ぜひやってみて下さい。

気づけばとんでもない
ムーブメントの立役者になってるかも
しれません。

【参考文献】



2014年最初の2ヶ月間に読んで良かった本【備忘録】

職場の試験、イベント、そして大雪。
今までの人生の中で最も慌ただしかった
1月、2月でした。

四時ラー移行作戦も
大雪のときにリズムをくずし、
また一から始めているところです。

そして、1月、2月の慌ただしさの影響を
もろに受けたのが読書量です。

前年の半分ほどのペースです。

しかし、いわゆる当たり本の率は
相当高いです。

記録の意味で、
本年最初の2ヶ月の間に
読んで良かった本を以下の通り
列記してみます。

画像5



2014年1月~2月の当たり本

【第5位】


タイトルにあるシグナルとは、
予測の参考となる真実のことを示し、
ノイズとはシグナルのように見えながら
実際には予測を妨げるもの。

統計に注目が集まる今日、
それに用いるべき有用なデータと
そうでない無視すべきデータを
いかにして見分けるかを
のべた一冊。

書評メルマガ
ビジネスブックマラソン」の紹介を読んで
購入を決意しました。

同メルマガの書評はこちらから。



【第4位】


この動画を見て、
購入を決意しました。




商品やサービスを売る仕事を
しているわけではありませんが、
自分の仕事にマーケティング的な
要素を取り入れる必要性を
個人的に痛感していたので
読んでみました。

非常に具体的なノウハウが
実に沢山載っているので、
「自分に生かせることはなにか?」
と考えながら読めば、効果大です。



【第3位】


こちらもビジネスブックマラソンの記事を
読んで即、ネットで注文しました。

この本では人を3つのタイプに
定義しています。

見返りを求めずに与える人をギバー
好意の授受のバランスをとろうとするのがマッチャー。
人からできるだけ多くを得ようとするテイカー。

本書の主張は、
ギバーこそが真の成功者となれる、
というもの。

その主張を裏付ける
驚くほど豊富な事例や実験が
大変興味深いです。



【第2位】


六本木ビブリオを共に主催する
N里さんがfacebookに書いていた
レビューを読んで興味を持った一冊。

本書で主張されている内容は、
人によって納得できる部分とそうでない部分とに
わかれると思います。

が、多くの人にとって
なにかしらの気づきを与えてくれることは
間違いないと思います。


【第1位】

これだけ! プレゼンの本質
これだけ! プレゼンの本質 [単行本]

著者は、
最近六本木ビブリオバトル
絶大なご支援をいただいている
プロのプレゼン指導家(イケメンです)。

本書における
プレゼンテーションの定義とは
「受け手から選ばれるために価値を提案すること」

プレゼンテーションを
“話し方”ではなく、“戦略”と
位置づけています。

今まで読んだビジネス書の中で
お役立ち度という観点で、
間違いなくベスト3に入る一冊です。

プレゼンテーションだけでなく、
文章の執筆、イベントの企画など、
誰かに何かを伝えることは、
あらゆるビジネスパーソンにとって
日常茶飯事です。

その意味で、
全ての人にとって役立つ一冊といっても
過言ではないです。

----------------
おわりに

上位5冊はいずれも
自分が信用している情報源からの
おすすめでした。

リアル書店に足を運ぶ機会が
圧倒的に少なくなってきたことは
否めませんが、
やはり物が売れるプロセスは
変わってきているだなーと
このランキングを自分で見返して
思いました。

勇気を持って旗を掲げた人のもとへ、いちばん最初に歩み寄るコミュニティを目指して

一昨日に降った雪は、
もうだいぶ解けてきました。

春を思わせる日差しが
雪を溶かしています。

過日、職場の後輩から
TEDで再生回数ダントツ1位という
プレゼン動画を教えてもらいました。



内容を私なりに一言で言うと、

「社会変革を起こすためには、
勇気を持って立ち上がるリーダーが
必要不可欠であると同時に、
そのリーダーに続く最初のフォローの
存在も非常に重要である」


といったところでしょうか。

一人でも多くの人に
新しい自分に挑戦する舞台を
現状を変えるキッカケを提供する。

そんなビジョンをかかげて
開催を続けてきた六本木ビブリオバトル

私はこの動画を見たときに、

六本木ビブリオバトルは、
勇気を持って舞台に立った
プレゼンター(≒リーダー)の
一人目のフォロワーでありたい。


そんな風に思いました。

3/19には、
六本木ヒルズ49Fにある
六本木ライブラリーにて、
アカデミーヒルズさんとのコラボ企画の
ビブリオバトルを開催します。

https://www.facebook.com/events/260823837418884/

0307-02

なんと!こんな素敵な場所です(*^_^*)

発足から8ヶ月間、
勇気を持って前に立って下さった
プレゼンターの皆様、
暖かい声援を送って下さった
オーディエンスの皆様、
そして、ボランティアで駆けつけて
下さった著名なゲストの皆様。

関わって下さった皆様のおかげで、
これほどのステージでの開催が
実現したのだと思います。

これに先駆けて行われた
3/19のプレゼンターを決める予選会では
数々のドラマが生まれています。

昨日の予選もとっても熱かったようで



0307-01


3/19当日も
どんなドラマが生まれるのか?

このドラマの出演者は、
当日その場に集まった全員です。

iPhoneとの物理的な距離をとるようになって変わったこと

皆さんは、
一日のうちどれくらいの時間、
iPhoneと行動を共にしていますか?

仕事中はデスクの上。
帰宅後も自分のパンツの
ポケットの中。
寝るときはまくらもとに。

画像1


以前のわたしは
こんな感じで一日のほとんどの時間を
iPhoneをいつでも手に取れる場所に
置いてありました。

手元にないのは、
トイレとお風呂のときくらい。

では、四六時中そばに置いておいて
何をしてるか?
と言えば、SNSやニュースサイトのチェックくらい。

仕事に関連した
重要なメールも来ますが、
緊急を要するようなことは
ほとんどありません。

東京にいたころは
別になんとも思わなかったのですが、
八ヶ岳に越してきて半年近く、
生活のスピードやサイクル、
入ってくる情報量が変化した中で
iPhoneばかり見てしまっていることに
違和感を覚え始めて来ました。

そこで、最近は帰宅後に、
iPhoneを自室に置いたままに
するように。

夕食後と
寝る前にちょこっと覗くくらいにして、
就寝中も自室におきっぱなし。

今のところ、
まったく不便を感じておりません。

家族との時間や
自分のやりたいことに集中できて
いいですね。

うちの奥さんからも
「家族三人での時間が増えた」
と好評です。

緊急の連絡が来たときの対策は
考えないといけませんが。

SNSを通して
遠くの人々とつながることも
確かに大切ですが、
それに夢中になって
自分が手にしている豊かな時間を
削りすぎてしまうのはもったいないことですね。

要はバランスの問題で、
私は何でものめり込んでしまうタイプなので
このような強制力を使わないと
ダメなんです(^^;)

最近では
奥さんがスマホばっかりいじってるように
見えてしまうくらいです。

物事が好転するときは芋ずる式にいっぺんに良くなる

「復活します」
こう宣言したのに更新が途絶える。

こんなことを2度ほど繰り返し、
少々バツがわるくなっていたこともあり、
ブログの更新に気持ちがなかなか
向きませんでした。

さらに、
自分のパフォーマンスを支えてくれるはずの
根っこの部分がぐらついたり。

画像3


しかし、

このブログが毎日更新されないと困る人は
この世にだれもいない。

更新されないことに憤ってる人も
誰もいない。

こんな当たり前のことに気づいてから、
またやろうと思えました。

ちなみに、
その気づきを与えてくれたのは
この本です。


私はたぶん、
この本に登場する
若者にそこそこ近い気質を持っています。

別に何か悩みを抱えているとか、
困ってるわけではないのですが、
ちょっとした心の中のボタンの掛け違いの
ようなものが影響して、
本来の自分らしさが出せていない
そんな状況でした。

ですがこの本を読んで、
心の重荷がすっと取れたように
思います。

この本、見た目の割に内容は深いです。

さっと読めるのですが
後からじわじわ効いてきます。

一読の価値ありの一冊でございます。